今週のR25を読んでいたら、興味深い記事に出会った。

その記事は『男たちを熱狂させるレース、「ダッチワイフ急流下り」とは!?』というものである。
内容はタイトルの通り、ロシアでダッチワイフを使って急流を下る「バブル・ババ・チャレンジ」という競技大会が開催されたとのことである。しかも、この大会、ダッチワイフで急流を下ることを競うのみではなく、自らの愛機の美しさを競うデザインコンテストまである模様。

すばらしい。

我々、人間は自由な発想の種を持ちつつも、惰性からか、ついつい従来の思考の枠組みにとらわれて物事を考えてしまいがちである。ところが、このロシアの大会では、卑猥なイメージを貼り付けられ、一つの用途の檻に閉じ込められてしまっていたダッチワイフという製品を自由な発想という鍵で釈放している。そして、スポーツ用品・芸術品という領域まで昇華させている。

さすが広大な国土を持つロシア、発想もデカい。
その発想の素晴らしさに敬意を表し、一言。

「スパシーバ!」

さて、ロシアが生んだ素晴らしい発想を紹介させていただいたのだが、我らが日本はいったいどうなっているのだろうか?
「日本人は創造的な発想が苦手である」という容疑をかけられているように、本当に日本人は自由な発想ができないのであろうか?

いや、日本人だってロシア人に負けていない。
日本だからこそできるロシアとはまた違った創造性があるのである。
ここに、「日本人は創造的な発想が苦手である」という容疑を簡単に吹き飛ばしてしまう証拠を挙げたいと思う。

まずは、黙って見てみてほしい。
そして、感じてほしい。
日本の発想の創造性を……。

きっと、はっきりと感じ取ることができるはずだ。
そして、感じ取ることができたならば、
日本が「ものづくりの国」であること、いや、むしろ「ものづくり大国」であることがわかるはずだ。
ここには、日本の「ものづくり」の魂が満ち溢れている。
→ものづくり大国の証明