こんな凄いロボットが存在していたとは……。
日本の技術が生み出した、日本が誇るギネス賞ロボット。
その名もパロ(左写真)
日本人として、このような素晴らしいロボットの存在を知らなかったの恥ずかしい。
しかし、ついついパロ様には失礼な話なのではあるが、

「はぁ?オマエ本当に凄いの?」と言ってしまいそうになる。

しかし、人と同様に見た目でロボを判断してはいけない。
注目すべきなのはスペックなのだろう。
一目瞭然で「さすがギネス級」い言わざるを得ないようなスペックに違いない。

● 新型パロ(第8世代)のデータ

モデル: タテゴトアザラシの赤ちゃん(カナダ北東部に生息。マドレーヌ島沖の氷原で生態調査を実施)

体長 57cm、体重:2.7kg

毛皮: 人工、オフホワイト、抗菌糸
CPU: 32ビットRICSチップ
センサ: ユビキタス面触覚センサ、ひげセンサ、ステレオ光センサ、マイクロフォン(音声認識、3D音源方位同定)、温度センサ(体温制御)、姿勢センサ
静穏型アクチュエータ まぶた2つ、上体の上下・左右、前足用2つ、後ろ足用1つ
バッテリー: 充電式、ニッケル水素、1.5時間稼動(満充電時)
充 電 器: おしゃぶり型
行動生成: 様々な刺激に対する反応、朝・昼・夜のリズム、気分にあたる内部状態の3つの要素から、生き物らしい行動を生成。新しい名前を学習したり、なでられると気持ちが良いという価値観から、なでられた行動が出やすくなる学習をおこなったりし、飼い主の好みに近づいていく。


……あまり凄さがよくわからん……特に充電器。

ただ、このロボット、何がギネス級なのかと言うと、「癒し」の効果がギネス級なのだそうだ。
おそらく、AIBOと同じような役割のロボットなのだろう。
しかし、AIBOが一見して「お主、できるな!」と感じさせるのに対して、このロボットは写真で見る限り、何一つ凄い感じを受けない。むしろ、なにかショボそうな印象さえ受ける。いや、本当はただのぬいぐるみなのではないかとさえ思う。

しかし、あえて「お主、できるな!」感を隠し、相手をリラックスさせることができるから、ギネス級の「癒し」が可能なのかもしれない。
「能ある鷹は爪を隠す」とは、まさにこのこと……。
さすがギネス……。


ロボットと言えば、合体ロボに限るわけなのだが、今回のロボットは合体しないロボットなのが残念だ。